急性喉頭炎の退院後、クローン病と向き合う日常|見えない不調との付き合い方

 

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急性喉頭炎での入院を終え、無事に退院しました。そのまま職場にも復帰できたのですが、「退院=体調回復」ではなく、現実は思っていたよりずっと厳しいものでした。

止まらない下痢に悩まされる日々

クローン病の症状として、最もつらかったのは慢性的な下痢です。何かを食べるとすぐに腹痛が起き、トイレに駆け込む生活。夜中にも何度も目が覚め、ひどい時は間に合わないこともありました。

通勤途中に途中下車してトイレへ向かうのが日常。精神的な負担も大きく、「これが一生続くのでは」と不安ばかりが募りました。

ゆっくりだけど、前に進んでいる

退院から3ヶ月ほどで、少しずつ症状が落ち着いてきました。夜間のトイレや途中下車の頻度が減少し、自分なりの対策を取りながら日常を送れるように。

においで体調が急降下する体質に

ピザ屋やラーメン店の前を通っただけで吐き気と下痢。副流煙でも同じように体調を崩すことがあり、体が過敏になっていることを実感しました。

外出が怖くなった理由

初めて行く場所ではトイレの場所を探すのが習慣に。外出自体が不安要素となり、行動範囲が自然と狭まりました。

見えない不調、見えない孤独

クローン病は外見からは分かりづらいため、周囲の理解を得るのが難しい病気です。言えない孤独感が精神的な負担を増していきました。

言葉にすることで、誰かの力になれたら

この経験を言葉にすることで、同じように悩む方の「共感」や「安心」につながれば嬉しいです。